人類の日本列島到達以降も生息していた意外な動物のランキングを作りました。
ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、ニホンアシカなど、比較的、近年に絶滅し生存していたことが広く知られている動物を除き、主に後期更新世における『第四紀の大量絶滅』に日本から姿を消した動物たちです。
※多くが1万年以上前に絶滅した動物であるため、情報が正確がない場合あります。
10位:トラ

- 【学名】
- Panthera tigris
- 【分類】
- ネコ目
- ネコ科
- ヒョウ属
- 【体長】
- 190~230cm
- 【生息域】
- 南アジアからロシア東部
- 【日本での生息域】
- 全国
- 【絶滅時期】
- 現存
- 【日本での絶滅時期】
- およそ20,000年前
かつては日本にもトラが生息していましたが、トラは日本に近い朝鮮半島に生息していたことが広く知られていますので、意外性はそこまで大きくないかもしれません。
9位:ヒョウ

- 【学名】
- Panthera pardus
- 【分類】
- ネコ目
- ネコ科
- ヒョウ属
- 【体長】
- 100~150cm
- 【生息域】
- アフリカ大陸中南部とユーラシア大陸南部
- 【日本での生息域】
- 全国
- 【絶滅時期】
- 現存
- 【日本での絶滅時期】
- およそ24,000年前
トラと同じネコ科ヒョウ属のヒョウも、日本に生息していました。
こちらも近年まで朝鮮半島に生息していたので、意外性は小さいです。
8位:オオヤマリクガメ

photo credit:Manou emy 120324-24507 sndai by Wibowo Djatmiko ![]()
- 【学名】
- Manouria oyamai
- 【分類】
- カメ目
- リクガメ科
- ムツアシガメ属
- 【甲長】
- 約50cm
- 【生息域】
- 南西諸島
- 【日本での生息域】
- 南西諸島
- 【絶滅時期】
- 約18,000年前
- 【日本での絶滅時期】
- 約18,000年前
現在の日本においてリクガメに該当するカメは存在していません。
しかし、かつては沖縄などにオオヤマリクガメというリクガメが生息していました。
※画像は、インドから東南アジアに生息する同属のエミスムツアシガメ。
7位:オオヤマネコ

photo credit:eurasian lynx by magnus.johansson10 ![]()
- 【学名】
- Lynx lynx
- 【分類】
- ネコ目
- ネコ科
- オオヤマネコは属
- 【体長】
- 80~150cm
- 【生息域】
- ユーラシア大陸北部
- 【日本での生息域】
- 全国
- 【絶滅時期】
- 現存
- 【日本での絶滅時期】
- 2,500年前
ヨーロッパやシベリアに生息するオオヤマネコも、かつての日本に生息していたそうです。
オオヤマネコは、近年まで朝鮮半島に生息していたトラやヒョウよりも北方あるいは西方に生息しているため、こちらのほうが日本に生息していた事実に驚きを感じます。
今回紹介する動物の中では、もっとも最後まで日本に生息し、縄文時代末期まで生き延びていたようです。
6位:オーロックス

photo credit:Indian Aurochs B p namadicus 3 by Jochen Ackermann ![]()
- 【学名】
- Bos primigenius
- 【分類】
- 鯨偶蹄目(クジラウシ目)
- ウシ科
- ウシ属
- 【体長】
- 250~310cm
- 【生息域】
- アフリカ大陸北部からユーラシア大陸中南部
- 【日本での生息域】
- 全国
- 【絶滅時期】
- 西暦1627年
- 【日本での絶滅時期】
- およそ18,000年前
オーロックスとは、現在、家畜化されているウシの原種で、ヨーロッパには17世紀まで生存していました。
当然ですが、現在の日本にいる家畜のウシは、もっと後の時代に海外(主に中国や朝鮮半島)から伝来したものです。
5位:ヘラジカ

- 【学名】
- Alces alces
- 【分類】
- 鯨偶蹄目(クジラウシ目)
- シカ科
- ヘラジカ属
- 【体長】
- 240~310cm
- 【生息域】
- ユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部
- 【日本での生息域】
- 北海道、本州中北部
- 【絶滅時期】
- 現存
- 【日本での絶滅時期】
- およそ18,000年前
現存する世界最大のシカであるヘラジカも、かつては日本に生息していました。
4位:ハナイズミモリウシ(ステップバイソン)

photo credit:Bos priscus Rekonstruktion, Museum Neanderthal 01 by Fährtenleser ![]()
- 【学名】
- Bison hanaizumiensis あるいは Bison priscus
- 【分類】
- 鯨偶蹄目(クジラウシ目)
- ウシ科
- バイソン属
- 【体長】
- 約310cm
- 【生息域】
- ユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部(ステップバイソン)
- 【日本での生息域】
- 九州を除く全国
- 【絶滅時期】
- およそ5,500年前(ステップバイソン)
- 【日本での絶滅時期】
- およそ18,000年前(場合によっては5,000年前) ※1
日本三大絶減動物の1つであるハナイズミモリウシは、北米などに生息するバイソンの近縁種で、ユーラシア大陸に広く生息していたステップバイソンと同種(あるいは亜種)であると考えられています。
※画像はステップバイソンの復元模型
※1、当時の日本には、ステップバイソンに近いウシ科動物が多数いたため化石の特定が困難で、ハナイズミモリウシに限定して絶滅年代を特定することが難しいそうです。
3位:ヤベオオツノジカ

photo credit:202303musnh_b_entrance005 by 大阪市立自然史博物館 【Clipping】 ![]()
- 【学名】
- Sinomegaceros yabei
- 【分類】
- 鯨偶蹄目(クジラウシ目)
- シカ科
- シノメガケロス属
- 【体長】
- 約260cm
- 【生息域】
- 日本
- 【日本での生息域】
- 全国
- 【絶滅時期】
- およそ14,000年前
- 【日本での絶滅時期】
- およそ14,000年前
ヤベオオツノジカはヘラジカと同サイズの大型のシカで、日本三大絶減動物の一角をなします。
日本の固有種で、ヘラジカとは逆の南方から流入してきたものと考えられています。
2位:ナウマンゾウ

photo credit:ナウマンゾウ by Toyama Science Museum ![]()
- 【学名】
- Palaeoloxodon naumanni
- 【分類】
- ゾウ目
- ゾウ科
- パレオロクソドン属
- 【体長】
- 500~600cm
- 【生息域】
- 日本から台湾
- 【日本での生息域】
- 全国
- 【絶滅時期】
- およそ19,000年前
- 【日本での絶滅時期】
- およそ19,000年前
ナウマンゾウは後期更新世に絶滅した日本の動物として、もっとも有名な動物ですが、日本にゾウが生息していた事実に驚く人は多いようです。
しかも一部地域ではなく日本国内広く分布しており、かなり繁栄していたというから、より驚きです。
当然、日本三大絶減動物に選ばれています。
1位:ケナガマンモス

- 【学名】
- Mammuthus primigenius
- 【分類】
- ゾウ目
- ゾウ科
- マンモス属
- 【体長】
- 約500cm
- 【生息域(世界)】
- ユーラシア大陸、北アメリカ大陸
- 【日本での生息域】
- 北海道
- 【絶滅時期】
- およそ4,000年前
- 【日本での絶滅時期】
- およそ17,000年前
絶滅動物としては恐竜に次ぐ人気と知名度があるマンモスも、北海道限定ではありますが、日本に生息していました。
その他
日本にはニッポンサイ(メルクサイの一種と思われる)と呼ばれるサイも生息していましたが、人類が日本列島に到達する前に絶滅したようです。
メルクサイ自体は、4万年から2万年前までユーラシア大陸に生息していました。
現在は南アジアから東南アジアに生息するイヌ科動物のドール属も、最終氷期まで北海道を除く日本列島に生息していたことが分かっていますが、絶滅時期が人類の到達の前か後かは不明です。
アイヅタカサトカイギュウやヤマガタダイカイギュウという、ジュゴンやマナティに近いステラーカイジュウの一種も日本の沿岸に生息していたようですが、人類の到達以降も日本に生存していたと明確に示す証拠はないようです。
その他、絶滅時期が不明確だったものとして、スイギュウ、アカシカ、トナカイ、ノウマ(野生のウマ)などの動物も、後期更新世(12万6000年前から1万1700年前)の日本に生息していたことが分かっています。
動物クイズ

動物前世診断
以下、動物前世診断のサンプル版です。- Q1
- 生活するなら・・・




コメント