動物の中には、あまり知りたくないような惨い習性を持つものがいます。
そんな知りたくなかった動物の習性をランキング形式で紹介していきます。
※昆虫などはいくらでも変わった習性がありますので、脊椎動物に限ってのランキングとなります。
10位:フラミンゴの羽色

- 【学名】
- Phoenicopterus
- 【分類】
- フラミンゴ目
- フラミンゴ科
- フラミンゴ属
- 【生息域】
- アフリカ大陸、ユーラシア大陸中西部、北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸
綺麗なピンク色をしたフラミンゴですが、これは餌であるプランクトンや藻類に由来しており、動物園などで普通に育てるとただの白いフラミンゴとなります。
9位:キツネの子離れ

- 【学名】
- Vulpes vulpes
- 【分類】
- ネコ目
- イヌ科
- キツネ属
- 【生息域】
- 北半球
キツネの親は非常に愛情を込めて子育てを行いますが、ある日突然に親ギツネが子ギツネに対し攻撃的になり完全に親子関係が破綻します。
8位:ライオンの獲物搾取

- 【学名】
- Panthera leo
- 【分類】
- ネコ目
- ネコ科
- ヒョウ属
- 【生息域】
- アフリカ大陸中南部、インド
ライオンは百獣の王というイメージですが、実は狩が下手で他の肉食動物(主にハイエナ)から獲物を奪うことが大半だそうです。
7位:パンダの選択的子育て

- 【学名】
- Ailuropoda melanoleuca
- 【分類】
- ネコ目
- クマ科
- ジャイアントパンダ属
- 【生息域】
- 中国中部
パンダは基本的に2匹の子どもを同時に産みますが、育てるのは1匹だけだそうです。
※ホッキョクグマなども同様の習性を持ちます。
6位:イヌワシの雛の争い

photo credit:Steinadler Baby vierzehn Tage alt 12052007 01.jpg by Johann Jaritz ![]()
- 【学名】
- Aquila chrysaetos
- 【分類】
- タカ目
- タカ科
- イヌワシ属
- 【生息域】
- 北半球
イヌワシは基本的に2つの卵を産みますが、巣立つまで育つのは1匹だけで、先に産まれた雛が後に産まれた雛を攻撃して餌を独占します。
5位:シロワニの子宮内共食い

- 【学名】
- Carcharias taurus
- 【分類】
- ネズミザメ目
- シロワニ科
- シロワニ属
- 【生息域】
- 温帯の海
シロワニは、母の子宮内で1番最初に孵化した子供が、他の卵や後から産まれる子供を食べてしまいます。
ちなみに、シロワニはワニではなくサメです。(;^_^A
4位:チンパンジーの猿狩り

- 【学名】
- Pan troglodytes
- 【分類】
- サル目
- ヒト科
- チンパンジー属
- 【生息域】
- アフリカ大陸中部
基本的に草食のチンパンジーですが、若干の肉食も行っており、他のサルを襲うことがあるそうです。
3位:カッコウの托卵

photo credit:Reed warbler cuckoo.jpg by Per Harald Olsen ![]()
- 【学名】
- Cuculus canorus
- 【分類】
- カッコウ目
- カッコウ科
- カッコウ属
- 【生息域】
- ユーラシア大陸、アフリカ大陸
カッコウは、他の鳥の巣に卵を産み、子育てを他の親鳥に任せるとともに、生まれてくる子どもは他の卵や雛を巣の外に追いやり餌を独占します。
※托卵は、カッコウのみでなくカッコウ科の鳥全般に見られる行為です。
2位:ライオンの子殺し

- 【学名】
- Panthera leo
- 【分類】
- ネコ目
- ネコ科
- ヒョウ属
- 【生息域】
- アフリカ大陸中南部、インド
子育て中のメスライオンは発情しないため、オスライオンは自分の遺伝子を残すために、自分の子どもでない子ライオンを攻撃して殺してしまうことがあります。
1位:人間の棄老

- 【学名】
- Homo sapiens
- 【分類】
- サル目
- ヒト科
- ヒト属
- 【生息域】
- 地球全土
日本の一部地域には姥捨て伝説という老人を遺棄する習慣があったとされています。
この習慣を題材にした『楢山節考』という映画がカンヌ国際映画祭のパルム・ドール(作品賞)を獲得したため、世界の人々は老人の遺棄を日本特有の文化と思いがちなのですが、イヌイットなどの過酷環境で暮らす世界中の民族で行われていた行為だそうです。
おまけ
最後に、集団で狩りをするチンパンジーの動画を紹介します。
動物クイズ










コメント