体毛の薄い哺乳類ランキングTOP10

哺乳類
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哺乳類は基本的に全身が毛に覆われていますが、一部、毛が極端に少ない種が存在しています。
そんな毛の薄い哺乳類のランキングを作りました。
チャイニーズ・クレステッドドッグ(イヌ)、スフィンクス(イエネコ)、スキニーギニアピッグ(ブタ)などの人工的に品種改良された動物は除きます。

次点:セイウチ

【学名】
Odobenus rosmarus
【分類】
ネコ目(食肉目)
セイウチ科
セイウチ属
【毛が薄い理由】
寒さ対策?

セイウチには換毛という季節による毛の生え変わりがありますが、このタイミングによっては、毛がまばらで皮膚の露出が多くなり、特に大人のオスは体毛の薄い時期が長くなります。
北極周辺という寒すぎる環境で暮らすセイウチは、皮下脂肪で寒さ対策をしているため、体毛がかえって邪魔だったのかもしれません。

※同じ鰭脚類のゾウアザラシも、換毛のタイミングによっては毛がほとんどありません。

10位:アルマジロ

【学名】
Cingulata
【分類】
アルマジロ目(被甲目)
【毛が薄い理由】
皮膚が鎧状に変化

アルマジロは、外敵から自身を守るため、皮膚を鎧状に変化させました。
そのため、背中側にはほとんど毛がありません。
しかし、お腹側には普通に毛が生えています。

9位:人

【学名】
Homo sapiens
【分類】
サル目(霊長目)
ヒト科
ヒト属
【毛が薄い理由】
暑さ対策の名残

人間の体毛は、頭、脇、性器付近を除き、細く短い毛(産毛)が生えるのみとなっています。
ただし、一部のオスは顔や胸などに一定量の長い毛が生えます。
人間の体毛が薄くなった理由は、アフリカに生息していた際、効率的に移動できるようにするため汗による体温調整の機能を備えたからという説が有力です。

8位:ゾウ

【学名】
Elephantidae
【分類】
ゾウ目(長鼻目)
ゾウ科
【毛が薄い理由】
暑さ対策

ゾウは全体的にまばらな毛が生えているのみとなっていますが、アジアゾウよりもアフリカゾウのほうが、より体毛が薄くなります。
また、子供の頃は毛が多い傾向があるようです。(画像にあるアジアゾウの子供が分かりやすい)
かつてはマンモスなどの体毛の濃いゾウも生息し、寒冷地にも進出していました。

7位:バビルサ


photo credit:Babirusa by Paul Englefield

【学名】
Babyrousa
【分類】
クジラウシ目(鯨偶蹄目)
イノシシ科
バビルサ属
【毛が薄い理由】
暑さ対策

バビルサの体毛は、全体的にまばらに生えるのみとなっています。
模式種のバビルサよりも、他のバビルサ属のほうが毛が薄いそうです。

6位:カバ

【学名】
Hippopotamidae
【分類】
クジラウシ目(鯨偶蹄目)
カバ科
【毛が薄い理由】
水への適応

カバの毛は、耳、目、鼻先部分に、少し生えるのみとなっています。

5位:サイ

【学名】
Rhinocerotidae
【分類】
ウマ目(奇蹄目)
サイ科
【毛が薄い理由】
暑さ対策

サイの毛は、耳と尾の先に多少生えるのみですが、スマトラサイだけは全身に多少毛が生えているそうです。
また、かつてはケサイ(毛サイ)という毛の生えたサイが寒冷地に生息していました。

4位:ジュゴン・マナティ

【学名】
Sirenia
【分類】
ジュゴン目(海牛目)
【毛が薄い理由】
水への適応

ジュゴンやマナティには、全身に感覚毛という短い毛が、まばらに生えています。
鼻先には、この感覚毛が集まっていることが確認できます。

3位:ハダカデバネズミ


photo credit:naked mole rat by Jedimentat44

【学名】
Heterocephalus glaber
【分類】
ネズミ目(齧歯目)
デバネズミ科
ハダカデバネズミ属
【毛が薄い理由】
地中への適応

地中で生活するハダカデバネズミは、名前の通り体毛がほとんどなく裸のような姿となっています。
ただし感覚毛であるヒゲは、しっかりと確認できます。

2位:センザンコウ


photo credit:David Brossard by Scaly Anteater

【学名】
Manis
【分類】
センザンコウ目(鱗甲目)
センザンコウ科
センザンコウ属
【毛が薄い理由】
毛がウロコ状に進化

全身がウロコだらけで知られるセンザンコウは、一部の種(ミミセンザンコウなど)がウロコの隙間から、わずかに毛が生える程度となっています。
ただ、ウロコにみえるものは毛が進化したものであるため、全身が毛で覆われていると解釈することもできます。

1位:イルカ・クジラ類

【学名】
Cetacea
【分類】
クジラウシ目(鯨偶蹄目)
クジラ下目
【毛が薄い理由】
水への適応

水中に完全適応したイルカ・クジラ類は、体毛が基本的にありません。
ただしヒゲは多少生えているそうで、幼いほど顕著に現れるそうです。
ヒゲクジラという種類のクジラは、口の中にヒゲ状の器官を持ちますが、これは体毛とは別のものとなっています。

おまけ

最後に、毛の薄い状態がよく分かるセイウチの動画を紹介します。

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