古顎類とは、ダチョウやヒクイドリに代表される飛ぶことのできない大型の鳥類です。
これらの古顎類を、小型化し繁栄したシギダチョウ科を除き全て紹介していきます。
現存種
ダチョウ目ダチョウ科
ダチョウ

- 【学名】
- Struthio camelus
- 【分類】
- ダチョウ属
- 【体高】
- 210~275cm(オス)、175~190cm(メス)
- 【生息域】
- アフリカ大陸
ダチョウは現存する最大の鳥類として有名です。
ソマリダチョウ

- 【学名】
- Struthio molybdophanes
- 【分類】
- ダチョウ属
- 【体高】
- ダチョウより少し小さいらしい
- 【生息域】
- アフリカ大陸中東部
露出した肌がピンクがかかっているダチョウと違い、青みがかっているのがソマリダチョウで、同じダチョウに見えても、この2種は交配が不可能なほど離れた種だそうです。
レア目レア科
アメリカレア

photo credit:Greater Rhea (Rhea americana) by Dominic Sherony ![]()
- 【学名】
- Rhea americana
- 【分類】
- レア属
- 【体高】
- 140~170cm
- 【生息域】
- 南アメリカ大陸
日本で単純にレアと言われた場合は、このアメリカレアを指します。
ダーウィンレア

photo credit:Lesser Rhea (Rhea pennata) by sussexbirder ![]()
- 【学名】
- Rhea pennata
- 【分類】
- レア属
- 【体高】
- 90~100cm
- 【生息域】
- 南アメリカ大陸南部
ダーウィンレアはアメリカレアより小型のレアで、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンが発見しました。
キーウィ目キーウィ科
キーウィ

photo credit:Apteryx australis 4zz by David J. Stang ![]()
- 【学名】
- Apteryx australis
- 【分類】
- キーウィ属
- 【体高】
- 35~40cm
- 【生息域】
- ニュージーランド南島南部
キーウィは羽や尾がほぼ完全に退化しており、既存の鳥類と大きく違った見た目をしています。
オオマダラキーウィ

photo credit:Apteryx haastii, LB2090, by Auckland Museum ![]()
- 【学名】
- Apteryx haastii
- 【分類】
- キーウィ属
- 【体高】
- 最大45cm
- 【生息域】
- ニュージーランド南島北部
オオマダラキーウィはキーウィ属の最大種となります。
キタキーウィ/キタジマキーウィ

photo credit:Apteryx mantelli -Rotorua, North Island, New Zealand-8a by The.Rohit ![]()
- 【学名】
- Apteryx mantelli
- 【分類】
- キーウィ属
- 【体高】
- 40cm
- 【生息域】
- ニュージーランド北島
キタキーウィ(キタジマキーウィ)は、名前の通りニュージーランドの北島に生息するキーウィ。
コマダラキーウィ

photo credit:Little-spotted kiwi (Apteryx owenii) by Kimberley Collins ![]()
- 【学名】
- Apteryx owenii
- 【分類】
- キーウィ属
- 【体高】
- 25cm
- 【生息域】
- ニュージーランド(主にカピティ島)
コマダラキーウィは絶滅に瀕していましたが、100年近く前から生き残っていたカピディ島での保護活動が進み、現在はニュージーランドの各島で人為的な再導入が行われています。
2025年には、南島で野生種が再発見されニュースになりました。
オカリトキーウィ

photo credit:Okarito kiwi by Mark Anderson ![]()
- 【学名】
- Apteryx rowi
- 【分類】
- キーウィ属
- 【体高】
- ?
- 【生息域】
- ニュージーランド南島中西部(オカリト付近)
オカリトはニュージーランド南島中部の西海岸にある小さな集落で、オカリトキーウィはオカリト付近の森にしか生息していません。
そういった背景から、種の分類が過剰になっている気がしないでもありません。
ヒクイドリ目ヒクイドリ科
ヒクイドリ

- 【学名】
- Casuarius casuarius
- 【分類】
- ヒクイドリ属
- 【体高】
- 150~180cm
- 【生息域】
- ニューギニア島南部からオーストラリア北東部
ヒクイドリはダチョウ属に次ぐ体重の古顎類で、他の種を含めオスよりもメスのほうが大きくなります。
パプアヒクイドリ

photo credit:Northern Cassowary (Casuarius unappendiculatus) by berniedup ![]()
- 【学名】
- Casuarius unappendiculatus
- 【分類】
- ヒクイドリ属
- 【体高】
- ヒクイドリより少し小さいらしい
- 【生息域】
- ニューギニア島北部
パプアヒクイドリはパプアニューギニアにいるヒクイドリと思いがちですが、ヒクイドリは全種パプアニューギニアニ生息しています。(;^_^A
コヒクイドリ

photo credit:Dwarf Cassowary Lae by Gaurav Nalkur ![]()
- 【学名】
- Casuarius bennetti
- 【分類】
- ヒクイドリ属
- 【体高】
- 100~135cm
- 【生息域】
- ニューギニア島
コヒクイドリは、名前の通り小型のヒクイドリです。
ヒクイドリ目エミュー科
エミュー

- 【学名】
- Dromaius novaehollandiae
- 【分類】
- エミュー属
- 【体高】
- 150~190cm
- 【生息域】
- オーストラリア
エミューはダチョウ属に次ぐ背の高さを誇る古顎類で、オーストラリアに広く生息しています。
シギダチョウ目シギダチョウ科
シギダチョウ

シギダチョウは中南米に広く生息する古顎類で、他の古顎類と違い多少飛ぶことができます。
ヒメシギダチョウ属、カンムリシギダチョウ属、タカネシギダチョウ属、ハシボソシギダチョウ属、ウズラシギダチョウ属、アカバネシギダチョウ属、マメシギダチョウ属、ミツユビシギダチョウ属、オオシギダチョウ属からなる9属47種が現存しており、古顎類の中でもっとも(唯一)多様性があります。(画像はオオシギダチョウ)
私の紹介したい古顎類とにズレがありますので、ここでの紹介は以上に留めます。
絶滅種
モア目
ジャイアントモア

- 【学名】
- Dinornis maximus
- 【分類】
- モア科
- オオモア属
- 【体高】
- 最大360cm(オス)
- 【生息域】
- ニュージーランド
モアは、ニュージーランドに15世紀から16世紀まで生息していた草食の巨鳥です。
モア目には、ジャイアントモアよりも小型のレッサーモア科と、ニュージーランド南島の高山帯に生息したアップランドモア科がいましたが、いずれも人類がニュージーランドに到達して間もない時期に絶滅しています。
種としては、南米に生息するシギダチョウにもっとも近いそうです。
エピオルニス目
エピオルニス

photo credit:Aepyornis maximus 01 L.D. by Acrocynus ![]()
- 【学名】
- Aepyornis
- 【分類】
- エピオルニス科
- エピオルニス属
- 【体高】
- 300~340cm
- 【生息域】
- マダガスカル
エピオルニスは、マダガスカル島に1000年前頃まで生息していた草食の巨鳥です。
意外にもニュージーランドに生息するキーウィに、もっとも近い種であるとされています。
おまけ
最後に、じゃれ合っているヒクイドリとエミューの動画を紹介します。
動物クイズ

動物前世診断
以下、動物前世診断のサンプル版です。- Q1
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